私は地元の美術連盟に所属する部門が無い(ミクストメディアの平面作品)ので、毎年油彩に○印をつけて会費を納入するのですが、出来あがった会員目録を見るといつも版画部門に記載されています ^^ とかくミクストメディアの描き手の作品は一般の方々には技法の理解が難しいらしく、まず私が主に使う版画的技法をご紹介します。
なぜかと言いますと、これらの技法に1〜3種類の絵画的技法を加筆するのが私の主たる作品制作技法ですので、まずは版画的技法をご理解して頂きたいと思うからです。
もちろん、版画的技法でイメージが画面に表現出来た場合は、手を入れず版画作品となる訳ですが。
デッサンは絵画になりえるか?人の実虚という相反する二面性 それを一つの形にするために画面と格闘した痕跡/2人の場合 ... 連作になるような気がします この絵の身振りは おそらく大作油画にも描くとおもいます まだイメージとブレがあるので... ■木版画の技法にデジタルレイヤー1〜3版を組み合わせ特殊な美濃和紙に摺ります。 『モノトーンを基調にしたデッサン造形をベースに色即是空 空即是色 的宇宙観 (物理的カオス/素粒子の波動共鳴・拡散凝集) をトーンレベルで直感的に「短線・長点の拡散・凝集」として視覚化し、1枚の画面に融合すること』 によって、実/虚・実体/空間が一体となる 儚くも尊い人の存在を表現します。私にとって人の存在とは手で持てるほど確かなる実在ではないのです。この感性によって鑑賞者の波動共鳴を訴求する画面創りとプレゼンテーションを心がけています。2002年2月に第8回木版画大賞を頂いた作品を契機に追求しているテーマです。このベクトルの作品はパリ・オーストリア・カナダ・バンコクなどでも評価を頂いていますが、今年になってニューヨークにも飛び火したようです。どういった経路でそうなったのかはよく分からないのですが 今までもそんな感じで広まってきましたので... 広告など営業宣伝打つ銭など無いですし... ル・サロン展のグローバルな影響力はいまだに強いのかもしれませんね。 さて、どうなりますことやら。。。
1983年画学生最後の年にどうしても描き上げれなかった イメージは観えていたが... 心が幼稚やったんやねえ たぶん。再制作3作目にと筆を入れ 一気に描き上げた作品です 私の源風景の一つで 「ラ・ヴィエ」シリーズの素となりました まさかフランス官展ル・サロンで銅メダルを頂けるとは思ってもみませんでしたので正直ビックリした事を思い出します
絵の世界の自由な楽しみ方を教えて下さった山田貞實先生は 2000年のクリスマス・イヴに他界された 年が明けた1月に木版画大賞展で準大賞を頂いた報告にいきその事を知った その時 私は私の源風景のイメージであるこの絵の身振りを作品として完成させようと思った 追悼作として無心の集中力と持てる版画技術のすべてを込めて描刻し刷り込んだ 版画の50号は大作 10数枚摺ったが イメージに近いものは2枚しかとれず 失敗摺りを破り捨てた 水張り 額装 出品梱包を終えた時 疲れ果ててしゃがみ込んだ 公募締切りは明日だった 梱包した作品を持って渾身の力で立ち上り ヨタヨタしながら車に積み込み ヤマト運輸まで運んだ 運良く19時ぎりぎりの便に間に合った 腰が抜けて暫く動けなかった 抜け殻のような自分がいた その時これが大賞作品になるとは想像もしていなかった 今にしてみれば 天国の貞實先生が CFSでポンコツな身体の私にココロの力を添えて下さったのだろうと思える 天国とは生きている私のココロの中に在るものと知った ありがたし 合掌