画学生時代の最後に描いた 父はこの絵が好きだった「おまえの絵には夢があってええ」 画面に見えないクサビを打つようにハート様のカタチの色面を上昇する階段のごとく描き加えた... 天国の花になった 昨年秋の東京都美術館/太陽美術展に追悼作の想いで出品した 思いがけず(財団)日本青年館賞を頂き 今年のフランス官展ル・サロンにシードとなった 2001年の初出品初入選からの連続入選は7回となり永久会員資格となった 天国の父が穏やかな顔で見守ってくれているような気がした
あかねのあ〜は 赤ちゃんのあ〜 あかねのね〜は ネ〜コのね あかねのか〜はか〜わいいのか みんな合わせて あ か ね 夕焼け空の下 たんぼ道を歌いながら 手をつないで散歩したなあ ほら、あの空の色が君の名前だよって
庭の片隅に曼珠沙華が数本咲いていた。父の1回目のお彼岸だ。祖母の事を思い出してなつかしく温かい気持ちになり 一枚描いてみた。祖母の名前は 花 という。僕は高校3年間 花ばあちゃんの手弁当でかよったなあ。やさしくて 人の陰口とか愚痴を言わん人やった。父も また そういう人やったな... などと想いながら 描いたこの絵を額装して 仏壇の開きに立てかけ 線香を上げた。 父と祖母の象が天国で融合して 一つになって微笑んでいるような... そんな ぬくもりが 心の内に また 一つの象の実を むすんだ。 不思議な暖かさにつつまれている自分が仏前に座っていた。 オ セ ワ ニ ナ リ
ア リ ガ ト ウ ゴ ザ イ マ シ タ の 彼岸かな ♥♥